部屋の印象は「家具」や「色」だけで決まるものではありません。空間デザインで最も重要な要素のひとつが「照明」です。
同じ部屋でも、照明の種類・位置・色温度によって、明るさ・雰囲気・過ごしやすさが大きく変わります。この記事では、プロの interior デザインでも使われる照明計画の基本と、よくある失敗例を分かりやすくまとめました。
部屋の印象は「家具」や「色」だけで決まるものではありません。空間デザインで最も重要な要素のひとつが「照明」です。
同じ部屋でも、照明の種類・位置・色温度によって、明るさ・雰囲気・過ごしやすさが大きく変わります。この記事では、プロの interior デザインでも使われる照明計画の基本と、よくある失敗例を分かりやすくまとめました。
1. 照明で部屋の印象が変わる理由
照明は空間デザインにおいて「陰影」「広さ」「色の見え方」を左右する非常に重要な要素です。同じ部屋でも、光の当て方ひとつで以下が変わります。
- 部屋の広く見える・狭く見える
- 落ち着いて見える・冷たく見える
- 色の見え方が変わる(壁紙・家具)
- 生活動線が快適になる
光を正しく使えると、部屋の心地よさが劇的に変わります。
2. 照明計画の基本(3つの光の使い分け)
① 全体照明(Ambient Light)
部屋全体をふんわりと照らす光。
シーリングライト/ダウンライトなど。
② 補助照明(Task Light)
読書・作業・料理など、必要な部分だけを明るくする光。
デスクライト/キッチンの手元灯など。
③ 演出照明(Accent Light)
空間の雰囲気づくりや奥行き感を出す光。
間接照明/スポットライトなど。
この3種類のバランスが整うと、モデルルームのような立体感ある空間になります。
3. 色温度(ケルビン)の選び方
照明が放つ光の色を「色温度(K)」と呼びます。
- 電球色(2700K〜3000K):暖かい・リラックス空間向き
- 昼白色(4000K〜5000K):自然な光、作業しやすい
- 昼光色(6000K〜6500K):青白い光、勉強・集中モード
部屋の目的に合わせて色温度を選ぶだけで、快適さが大きく変わります。
4. よくある失敗例とその回避方法
■ 失敗例①:明るすぎて落ち着かない
全体照明だけを明るくしすぎると「病院のような空間」になりがちです。
→ 間接照明や補助照明を組み合わせて光を分散させましょう。
■ 失敗例②:頑張って選んだ家具が暗くて目立たない
照明の向きが悪いと家具の良さが消えます。
→ スポットライトで家具やアートに光を当てると映えます。
■ 失敗例③:天井の“ダウンライトの位置”が悪い
ソファの真上にあると眩しい、陰ができるなど問題が出やすい。
→ 壁際や足元に寄せる配置が基本です。
5. 部屋別のおすすめ照明プラン
■ リビング
- 全体照明+間接照明+スタンドライトが黄金比
- 場所ごとに明るさを変えることで立体感が出る
■ 寝室
- 色温度は3000K前後の「電球色」が最適
- 枕元のライトで手元だけ明るくする
■ キッチン
- 手元灯は必須(影が落ちない位置)
- カウンターはペンダントライトで雰囲気UP
まとめ
照明は「明るくするため」だけではなく、空間の印象・広さ・居心地を決める大切な要素です。
光の種類・位置・色温度を意識するだけで、家の雰囲気は驚くほど変わります。
ご自宅の照明計画に悩んだら、リフォームや空間デザインのプロに相談するのもおすすめです。
暮らしに役立つ豆知識を今後も発信していきますので、ぜひチェックしてください。


